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洋書だけど、ホリスティックなペットのケアにはとても勉強になるです。(かなり字細かいです)
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血液の状態
今日のバビたんの様子です。
あちさんは輸血をお願いした方への対応でお忙しいので、私が代筆させていただきますね。

現在バビたんの血液の中は、白血球の一部である好中球という成分が激減しています。
血液中の白血球の約半数は顆粒球といわれるものです。顆粒球はさらに中性の色素でよく染まる好中球と酸性色素で染まる好酸球、塩基性色素で染まる好塩基球に分けられます。
好中球は細菌などの異物を処理し、生体を外敵から防ぐ働きをしています。顆粒球の大部分は好中球です。好中球には異物の方に向かって進む遊走能と、異物を取込んで処理する貪食能があります。取込まれた異物は顆粒中に含まれる酵素や活性酸素により消化、殺菌されます。

好中球が減少すると、細菌に感染しやすくなり、感染症も重症化します。
500/μグラム以下になるとかなり免疫が落ちた状態ですが、バビたんはすでに
1000/μグラム近くまで落ちてきています。
このまま上向きになればいいのですが、落ち続けていくと危険ですので
G-CSF = 好中球コロニー刺激因子(ルナっちにも打つかも、と言われた薬です)を
投与する治療が始まっています。次回の抗がん剤投与までに、好中球の数をもっと
増やしておかなければならないからです。

また、腫瘍の合併症としてDIC(播種性血管内凝固症候群)が起こる可能性もあるため
ヘパリンという、血を固まらなくさせる薬を入れて、血管内に血栓ができるのを
防止する治療も行われる予定です。
DICとは、悪性腫瘍、感染症、ショックなどによって、血管内に血栓ができてしまう
状態をいいます。
血栓が頻繁にできると、血小板などの血液を固める成分が不足するため、出血しやすく
なります。臓器でも出血することがあり、そうなるとたいへんに危険です。
難しいお話ですみません(^_^; 
この処置の前段階として、1.6リットルという大量の輸血により、血流を促して
肺などに血栓ができないように予防するというのが今回の輸血の趣旨となっています。
これだけの血液を確保するために、大型犬を中心に、献血に協力していただけるわんこを
お願いしているというわけです。

抗がん剤を入れて5日ですが、腫瘍自体はまだ成長を続けています。
しかし、このように好中球が反応しているということは、薬は効いていると見ていいようです。
最初の輸血は明日から始まります。東京都内からゴールデンが2頭来てくれるそうです。
バビちゃんの血液が少しでも健康な状態に戻りますように。
献血を申し出てくださった皆さん、ほんとうにありがとうございます。
| 輸血のお願い | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
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